2020年に開催された鉄道模型運転会を紹介します

車内のイラスト

鉄道模型の運転会は、日本全国のさまざまな場所で行われています。2020年に行われた鉄道模型運転会は、大迫力のレイアウトが評判であったり、親子や障害者が楽しめるイベントであったりと内容が多彩です。
2月に道の駅めぐみ白山で行われた鉄道模型運転会では、北陸線沿線をジオラマで再現して40種類程度のNゲージ模型を走行させ、子供から大人までの幅広い参加者が楽しんだとされています。また、堺市で半年ごとに行われているNゲージ運転会は、同じく2月に障害者作業所こだまで開催されました。

コースが8複線のジオラマで、コースによっては新幹線の17両編成が停車する駅や、ほかの列車が通過するのを待つために設置された待避線が作られたとされています。事前に寄贈されたさまざまな車両がコースを彩り、特に堺市民になじみの深い南海3000系が並び、参加者が盛り上がりを見せました。
6月13日と14日に行われた茨木市三島での鉄道模型運転会では、グリーン車をテーマに行われました。グリーン車のシンボル、四葉のクローバーは幸福の意味があるため、日頃の嫌なニュースを吹き飛ばす願いを込めてテーマを決定したとされています。

車両を持ち込んだ参加者の中には、グリーン車ばかりで編成された、デザインが一般車両とは異なるジョイフルトレインを10車両以上持参した人がいて、会場を大いに盛り上げました。翌月の7月25日と26日の2日間で行われた茨木市三島でのNゲージ運転会は、北海道をテーマにして開催されたイベントです。札沼線の廃止を受けて設定されたテーマで、北海道を駆け抜けた昔懐かしい車両などが多く登場しました。
快速の海峡や急行のはまなす以外にも、現役で走行しているキハ40、北海道新幹線のH5系はやぶさが見られ、参加者から好評だったとされています。